心も体も、寒いなら抱いてやる
みのりはとても焦っていた。事故にあったと知らせてきた太一のメッセージは途中で途切れていて、それがみのりの不安をかきたてた。

そのあと連絡しても太一とは連絡がつかない。

とりあえず病院に向かわなくては。

いったいどんな状況なのだろう。

まさか今頃緊急手術をしているとか、今夜がやまだとか、そんな恐ろしいことになっているのではないか。

そんな風に考えると不安はどんどん大きくなって現実味を帯びてくる。

早く帰らなきゃ。

もしかしたら太一に会えなくなるかもしれない。

俊の状況を伝えようと電話してもつながらなかったので、悪いと思ったがメッセージを残して出てきた。

駅についたら連絡するつもりだった。

とりあえず早い時間の電車に乗りたいと、フロントでタクシーを頼むと、あいにく今日は混んでいて、来るまでに30分かかるという。
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