心も体も、寒いなら抱いてやる
グゥーという腹音が静かな部屋に響き渡った。
「腹減った」
「お腹すいた」
俊とみのりは同時につぶやきお互いの顔を見た。
11時半になっていた。
「とりあえずシャワー浴びて、ルームサービス頼もう。シャワーひとりで浴びれる? なんなら一緒にあびてやってもいいけど」
「えっ」
血の気が失せていた頬が一瞬にして赤くなる。
冗談にきまっているのにドキッとしてしまう自分が恥ずかしくて、みのりはさらに顔を赤らめた。
そんなみのりを見つめていた俊がさらに追い打ちをかけるように「冗談じゃないよ」と、本当に冗談じゃない顔で言うので、冷え切っていたからだまで熱くなってしまった。
「でも、足が治ったらにしておくか」
俊は笑いながらみのりの右腕をとり「傷口にバンドエイド張ってビニール袋を巻いておこう」と、ホテルの人が持ってきてくれた救急箱の中からバンドエイドを取り出して傷口に触れないように5枚も重ね張りして、そのうえにクローゼットに設置されたクリーニング用のビニール袋をぐるぐるに巻いて、テープで留めた。
「そんじゃ、俺もシャワー浴びてくる。出たら電話して。ここで一緒に飯食おう。適当に注文しておくから」
「腹減った」
「お腹すいた」
俊とみのりは同時につぶやきお互いの顔を見た。
11時半になっていた。
「とりあえずシャワー浴びて、ルームサービス頼もう。シャワーひとりで浴びれる? なんなら一緒にあびてやってもいいけど」
「えっ」
血の気が失せていた頬が一瞬にして赤くなる。
冗談にきまっているのにドキッとしてしまう自分が恥ずかしくて、みのりはさらに顔を赤らめた。
そんなみのりを見つめていた俊がさらに追い打ちをかけるように「冗談じゃないよ」と、本当に冗談じゃない顔で言うので、冷え切っていたからだまで熱くなってしまった。
「でも、足が治ったらにしておくか」
俊は笑いながらみのりの右腕をとり「傷口にバンドエイド張ってビニール袋を巻いておこう」と、ホテルの人が持ってきてくれた救急箱の中からバンドエイドを取り出して傷口に触れないように5枚も重ね張りして、そのうえにクローゼットに設置されたクリーニング用のビニール袋をぐるぐるに巻いて、テープで留めた。
「そんじゃ、俺もシャワー浴びてくる。出たら電話して。ここで一緒に飯食おう。適当に注文しておくから」