心の中の彼

不思議な恋愛

かずきと付き合って

半年がたとうとしてた。

学校でも付き合ってる事は

内緒にした。

メールとか電話

私の部屋では沢山甘えた。

焼きもちも沢山やいた。

かずきは

女子に大人気だから

それに誰にでも

昔から優しかった。

部屋ではその分

わがまま言った。

全て受け止めてくれた。

今日はかずきの親と

私の親は留守で

お昼かずきが家に来る。

久しぶりのかずきとの

二人っきり

お昼過ぎにかずきは来た。

玄関開けて

かずきが入って来た瞬間

抱きしめられ

「どれだけこうしたかったか
分かる美香」

その後キスされた。

今でいう壁ドンという形で。

家に入り

一先ずお腹すいたから

二人でサンドイッチ作って食べた
かずきにもたれながら

座り色んな話をした。

かずきの夢が

美容師には驚いた

私の夢と同じだった。

「美香が美容師になったら
一番乗りいただき」

私は笑いながら

分かったと答えた

「美香?」

「んっ」

「内緒のこの状態辛くないか」

「大丈夫
メールとかでは
かずき独占出来るから」

かずきは優しいキスをくれた。

真っ昼間から

二人で何回キスしたか分からない
たった五時間しか

かずきとの二人の時間は

なかったけど凄く幸せだった。

親が帰って来て

「かずきいつもゴメンな
美香を一人にすると心配でな
夕飯すき焼きだから一緒に食べよう」

「おじさん有難う
ゴチになりまぁす」

私の席の隣に座った。

慣れてる状況だけど

ドキドキした

かずきに手を握られ

ドキドキした

「おじさん
来週土日美香と
スキー行きたいんだけど
ダメかな」

と急にかずきが言うから

むせてしまった。

「かずきっ
泊まりは」

と私がいいかけると

お父さんが

「かずきなら安心だ
行って来なさい」

かずきは

親のお気に入り

と言うか

息子見たいな存在だったから

親も2つ返事。

「美香かずきに迷惑かけるなよ」
お母さんも

「かずきお願いね」

「美香の事は任せて」

と来週のスキーは決定した。

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