優しさに包まれて
しばらくすると、公人がベッドルームから出てきた。

『シャワー浴びてくる。』

そう言ってバスルームに入っていった。

しばらくして、バスルームから戻ってきた公人は、髪の毛を固め、仕事で毎日見ている公人になっていた。

スーツに着替えた公人が向かい側に座る。

『簡単なもので、すいません。』

『ん?そんなことないよ。あんなに無理させたのに、朝からメシ作らせて悪かったな。』

公人の言葉に恥ずかしくなり、その後、無言で朝食を食べる。




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