血みどろミドロ
 また応急処置を施した俺は、ソファに腰を落ち着かせながら本格的にミドロに対する解決策を練っていた。

 このままだと、本当に危ないかも知れない。

 昨日のふくらはぎに続いて今度は肩。

 ただの偶然かもしれないけれど、昨日よりも位置が上に移動してきた事に俺は不安を感じていた。

 ……捨てても駄目、ガムテープで押さえつけても駄目。

 どうやっても奴が俺の体に喰い付いてくるのなら、もっと別な方法で対処しなければ、今度は体のどこを狙われるのか分からない。

 場所によっては致命傷、もしくはとんでもない大怪我に繋がるかも知れない。

 それだけは絶対に避けなければならない。

 肉を買いにいくのも選択肢から除外した。

 一体どの肉を選べばいいのか分からなかったからだ。

 一通りの肉を揃えるといっても、現実問題金だってかかるし、そんな馬鹿馬鹿しい事に金を使うぐらいなら、もっと他に有意義な使い方があると思った。

 なので、それ以外の方法で手を打たなければ……

 考えがまた振り出しに戻る。
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