少し、覗いていきませんか?
けれども、足がすくんで動けなかった。そんな中…
「おとなしくしてないと、ーーーが痛い目合うぜ?」
そんな声が聞こえたような気がした。
その後、彼をボロボロにしていった。
無抵抗の彼に。
なぜ彼が抵抗をしなかったのか私は謎に思った。
彼は奴らをボコボコに倒せるほどの実力があるのにもかかわらず。
そんな姿になる前に助けたかった。
自分の無力さを情けなく感じながら、このままではダメだ!そう思い、
すくんだ足を無理に前へ出した……