少し、覗いていきませんか?


けれども、足がすくんで動けなかった。そんな中…

「おとなしくしてないと、ーーーが痛い目合うぜ?」




そんな声が聞こえたような気がした。




その後、彼をボロボロにしていった。


無抵抗の彼に。


なぜ彼が抵抗をしなかったのか私は謎に思った。

彼は奴らをボコボコに倒せるほどの実力があるのにもかかわらず。

そんな姿になる前に助けたかった。
自分の無力さを情けなく感じながら、このままではダメだ!そう思い、

すくんだ足を無理に前へ出した……
< 26 / 39 >

この作品をシェア

pagetop