好きを百万回。
「わっわからへん!比べる対象がないし・・・・・!」
「それもそうか」
「凄く優しかったけど・・・・・」
小さな声で答える。
「あーっっ!やだっ!コーヒーやなくてお酒飲みに行けば良かった!」
恥ずかしいけれど、亜弥にこうやってからかわれることさえ嬉しくて、幸せを感じていた。
緊張感や危機感が足りなかったのかも知れない。
朔也さんは社内で女の子から絶大な人気があって、庶民のわたしが隣にいることは到底許されることではないこと。
そんなことにも気付かないくらい、舞い上がっていた。