~恋に気付くとき~
「遥香先輩と、いつから付き合ってるの?」
…カタん、とゲームのコントローラーを置いた。
「結には、関係ね~だろ?」
何か、怒ってる?
「関係ないって…。」
酷くない?
「トールちゃんっ、トールちゃんには遥香先輩いるんだから、あたしにはもう構わないでよっ。遥香先輩に悪いじゃんっ。」
「どういう意味だよっ。」
なんで怒ってるのっ。
「だって、トールちゃんが、あたしの側にいると誤解されるしっ、あたしだって高校生なんだからっ、彼氏欲しいし…。」
違うっ…。
あたし、本当はっ、トールちゃんの負担になりたくないだけなんだ。
でも、うまく言葉にできないよ。
…カタん、とゲームのコントローラーを置いた。
「結には、関係ね~だろ?」
何か、怒ってる?
「関係ないって…。」
酷くない?
「トールちゃんっ、トールちゃんには遥香先輩いるんだから、あたしにはもう構わないでよっ。遥香先輩に悪いじゃんっ。」
「どういう意味だよっ。」
なんで怒ってるのっ。
「だって、トールちゃんが、あたしの側にいると誤解されるしっ、あたしだって高校生なんだからっ、彼氏欲しいし…。」
違うっ…。
あたし、本当はっ、トールちゃんの負担になりたくないだけなんだ。
でも、うまく言葉にできないよ。