イジワルな旦那様とかりそめ新婚生活
「お母さん、桜子だけど……ねえ、しばらくそっちに帰っても良いかな?」
『あらっ、残念ね。今からパパと一緒に海外旅行に行くの。行き先はモナコよ。刹那さんがお金を出してくれてね。ああ、いい息子だわ。それに、もう桜子の部屋はないわよ。ママの衣装部屋にしちゃったあ』
お母さんがそれはそれは嬉しそうに私に報告する。
モナコ?衣装部屋?
「ちょっと待って、あと三週間したら私……帰るかもしれないんだよ。勝手に……‼」
『だって、桜子は鷹司家にお嫁に行ったんですもの。良いわね、あんなにハンサムでお金持ちな旦那さま』
いや、まだ本当に嫁になったわけじゃない。
「ねえ、ちょっと待って!知ってるでしょう?お姉ちゃんが戻ってきたら、お姉ちゃんが刹那さんの奥さんだよ」
『薫子が戻るわけないでしょう?あの性格だもの。ああ、もうこんな時間。切るわね、桜子。刹那さんによろしく~』
ブチッと一方的にお母さんに電話を切られる。
『あらっ、残念ね。今からパパと一緒に海外旅行に行くの。行き先はモナコよ。刹那さんがお金を出してくれてね。ああ、いい息子だわ。それに、もう桜子の部屋はないわよ。ママの衣装部屋にしちゃったあ』
お母さんがそれはそれは嬉しそうに私に報告する。
モナコ?衣装部屋?
「ちょっと待って、あと三週間したら私……帰るかもしれないんだよ。勝手に……‼」
『だって、桜子は鷹司家にお嫁に行ったんですもの。良いわね、あんなにハンサムでお金持ちな旦那さま』
いや、まだ本当に嫁になったわけじゃない。
「ねえ、ちょっと待って!知ってるでしょう?お姉ちゃんが戻ってきたら、お姉ちゃんが刹那さんの奥さんだよ」
『薫子が戻るわけないでしょう?あの性格だもの。ああ、もうこんな時間。切るわね、桜子。刹那さんによろしく~』
ブチッと一方的にお母さんに電話を切られる。