監禁ダイアリー
「イタッ」
反射的に声を出してしまった。
頬をビンタされ、何か言われるのかと思っていた。
だが彼は何も言わず、心の中で葛藤していた。
そんなの...見てるだけでわかる。
「お前が自分からそう言ったんだからな。
お望み通りにしてやるよ」
そう言ってあたしは、いつものように寝室に連れていかれ、ベッドに投げられた。
今回は手が早い。
そんな達さんでも、もう怖くない。
だってあたしは...自分の感情なんかどうでもいいから。
持つだけ無駄なことがわかったし。