【短】流星☆BOY〜星に願いを〜
「あ、いや……、そっ、そうじゃなくて……、えっと……」


 必死に弁解しようとしたベティだけど、その急変した態度がすべてを物語っていた。


 その言葉の意味を理解したリゲルは嘘みたいに顔を真っ赤にさせ、さらにベティはうろたえる一方。


呆気にとられていたリュウセイも、ただじっとその様子を見つめるだけ。




 三人とも、本当にわかってないのね。


 クスリと笑いをこぼすと、あたしはわざとらしくベッドに腰掛けた。







「さて、と。……何が、問題だったかしら?」





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