GET!~アイツを振り向かせたい気持ちは120%~
「「え!?」」
二人は目を丸くしてあたしを見た。あたしは泣きそうな声で、今までの経緯を話した。
「言い逃げって、アンタなかなかやるね」
「笑い事じゃないよー、花蓮」
「もう計画ぶっ飛び過ぎちゃって、今どの段階か分かんないよ~」
そう言って、3人で立てた『奈央の告白大成功大作戦!!』の紙を真剣に読み返す雪。
「少女漫画なら、ここで追いかけてくるとかあるんだけどな~」
「雪、そりゃないわ」
「そうだよ。あの志摩に限ってそんなことないって」
再び重たいため息がこぼれる。
「あたしもう志摩に会えない。どんな顔して会えばいいのー?」
「普段通りってのは無理があるしね」
「それに、話しかけようとして無視されちゃったら、余計ダメージ受けちゃうもんね」
そうこう話しているうちに本鈴が鳴った。ガールズトークは一旦やめて席についた。
「お前、さっきの何?」
数学が始まったと同時に、快二が話しかけてきた。