GET!~アイツを振り向かせたい気持ちは120%~
「2人とも、彼氏ばっかりにゾッコンにならないで、たまにはあたしの相手もしてね?」
こんな可愛いお願いを子犬のような目で訴える雪だ。彼氏が出来るのもそう遠くはないはず。
「あたしはともかく、奈央はしばらくは志摩くん一筋かもね?」
花蓮がクスッと笑う。
「ええ!?そ、そんなことないよね?奈央ちゃん!!」
必死に否定を求めてくる雪。
「ノーコメントでお願いシマース☆」
それからもしばらく、3人でいろんな話に花を咲かせたのだった。
数日後。
「よし、早起きできたっ」
朝、いつもより早く起きて学校に行く準備を始めるあたし。
「お母さん、おはよっ」
リビングに向かい、朝ご飯の準備をしてくれているお母さんに声をかける。
「おはよう。そのテンションだと今日は上手くいったの?」
「うんっ。今日のアイプチはキマったんだ~っ」
「毎朝大変ね~ふふっ」
「なんせ、恋する女の子ですから!」
そう言いながら、冷蔵庫を開けてある物達を取り出した。