ひねくれ作家様の偏愛
すうすうと寝息をたてる千弥さんを見つめていると欲望がむくむくと大きくなる。
触れたい。
今すぐキスしたい。
めちゃくちゃにしてしまいたい。
抱きたい。
だけど、やっと手に入れた最愛の人。
大事にしたいというのが一番。
ガキっぽくがっつきたくないし、彼女と対等でありたい。
4年かかった。
没落から復活まで。
献身的に支えてくれた千弥さんを、これからは俺が支えたい。
ひとりの男として彼女に必要とされたい。
俺は意を決して立ち上がると、そっと寝室を後にした。