君のために歌う歌
「……装飾はまかせとけ、って言ったんだよな?」


高橋は宙子に聞いた。



「うん、そうだと思う。楽しみだね。」


宙子はおかしそうに言った。



「……彼女がずっと自由に生きられることを願うよ。」


高橋は真剣にふざけていった。


「……高橋みたいなのが側にいれば大丈夫だな。」



宙子は深く考えずにそういったのだが、



「ば、お前軽々しくそんなこと言うなよ!」


高橋は何故か焦った。



「?とりあえず、帰ろっか。」


宙子はその反応を深く考え無かった。
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