君のために歌う歌
「私、郷愛と高橋のことめっちゃ褒めたのに…完全に変な子の仲間だと思われたわ……」



宙子は力なく郷愛の隣のパイプ椅子に座った。



「本人を目の前によくぞ変な子と言ったもんだ!さすがだ!!」



郷愛は宙子の肩をポンポンと叩いた。



「変な子に俺を混ぜるな俺を。」



高橋が画面から目を離さずに言った。


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