夜ー闇に隠された瞳の奥ー
「……みずな、入ってこい」
へーへー。
私は部屋に足を踏み入れた。
すると後ろにいた治矢が入ってきて、ドアを閉めた。
そして治矢は自分の定位置らしいソファに座った。
みんなも座っている。
みんな白いソファなのに、夏だけ黒の革ソファだ。
やっぱ、総長って偉いのか?
「……みずなも座れ」
「俺はいい。」
「座れ」
「すぐ帰るからいい」
こんな、何されるかわからない状況で呑気に座ってられるか。
「じゃあそのままでいい。仲間になれ」
それ、昨日も聞いたし、答えた。
「ならない」
「なれ」
「ならない」