夜ー闇に隠された瞳の奥ー
ちらりと路地裏を覗く。
多分あいつと話していた男だろう。骨は入ってるな。
………………死ぬぞ?
またあいつは、罪に罪を重ねるのか?
ドクン……ドクン……ドクン……ドクン……
あ………いつが………なんで………。
「……っ。はぁ。」
だめだ。
冷静でいられない。
私は慌てて携帯を取り出し、流に電話をかけた。
プルルルル……
はやく出て!
プルルルル……プチッ
『はい。みずな?どうし……』
「流っ……きてっ………」
『みずな!?どこだ!?』
「はんか、がいの、……」
私は辺りを見渡した。
なんか目につくもの………
「……バーの前。っ…、」
『今行く!そこ動くなよ!?」
プーッ、プーッ、プーッ………
携帯を耳から離すと、そこに立ち尽くした。
私は、弱いな。