私の仕事と結婚
理由は違っても考える事は同じらしい。

「そういえば、お兄さんはご結婚されているんですか?」

「実は経理をしてくれてるのは兄貴の奥さんだ。今は子供達が小さいから、自宅で請求書や住宅ローンの仕事をしてくれている。」

典弘が代わりに答えてくれる。

「すごい。私はお金の関係はさっぱりです。」

完全にそっちの業務は、私のテリトリー外だ。

「ちゃんと適材適所があるんだよな。妻は銀行に勤めていたんだ。」

お兄さんがにっこり笑う。

話題が盛り上がって、楽しいひと時を過ごした。

「一緒にお仕事しましょうね。」

馬場さんに明るく見送られた。

「今日の施主さんの打ち合わせは同席よろしくね。また典弘経由で連絡するよ。」

2人に見送られて、車は走り出した。










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