私の仕事と結婚
「毎日忙しいの?」
「会社はたいてい定時で帰るよ。その後兄貴の事務所に寄って、家に帰ってからその仕事をしてるかな。」
「それなら初めからお兄さんの設計事務所に就職すれば良かったのに。その方が勉強になるんじゃないの?」
「それじゃあダメだと思ったんだ。ただ住宅の設計だけじゃなく住宅丸ごとの勉強がしたかったの。うちの会社はユニットバスが中心だけど、他の住宅設備も扱ってるからね。 それに身内の会社だと他の社員も気を遣うだろう?」
思ったよりきちんと考えているんだな。
私より年上みたい。
「ねぇ、結婚したら俺の仕事手伝ってくれる?一緒に事務所をやっていかない?」
「まだそんな事考えるの早くない?」
「そうかな。歩夢と仕事が出来たらすごく楽しいと思うんだけな。」
チラッと私を見る典弘は、ちょっと緊張した顔をして
「早く結婚しようよ。歩夢以外は考えられないんだ。」
「もう、びっくりさせないでよ。私達顔を合わせてそんなに経っていないのよ。」
「会社はたいてい定時で帰るよ。その後兄貴の事務所に寄って、家に帰ってからその仕事をしてるかな。」
「それなら初めからお兄さんの設計事務所に就職すれば良かったのに。その方が勉強になるんじゃないの?」
「それじゃあダメだと思ったんだ。ただ住宅の設計だけじゃなく住宅丸ごとの勉強がしたかったの。うちの会社はユニットバスが中心だけど、他の住宅設備も扱ってるからね。 それに身内の会社だと他の社員も気を遣うだろう?」
思ったよりきちんと考えているんだな。
私より年上みたい。
「ねぇ、結婚したら俺の仕事手伝ってくれる?一緒に事務所をやっていかない?」
「まだそんな事考えるの早くない?」
「そうかな。歩夢と仕事が出来たらすごく楽しいと思うんだけな。」
チラッと私を見る典弘は、ちょっと緊張した顔をして
「早く結婚しようよ。歩夢以外は考えられないんだ。」
「もう、びっくりさせないでよ。私達顔を合わせてそんなに経っていないのよ。」