9歳差は、アリですか?
「立原さん、そろそろですよ」
うっすらと車内アナウンスをバックに笹山の声で起きた。時計を見るとだいぶたっておりすっきりしていた。
「朝一で会議とかだるいですねー」
「まあ…、楽しくはないですよ」
「でも立原さんって有望株って所ですよね?まだ若いのに期待されてて」
「はあ…」
よく喋る笹山のことをスルーし、会社に一番近い駅で降りた。ここは浅岡と待ち合わせをして、駅内のカフェでよくデートしたところだ。2カ月ぶりだが、自然と店に目が行く。
✳︎
「涼子、何する?これ美味しそうじゃない?期間限定サツマイモのモンブランだってよ」
いつも駅内のカフェの窓際の三番目の席について10分ほどひたすらメニューを見て、感想を言い合った。
「へえ、サツマイモのモンブランねえ!秋だしいいなあ。でも紅葉モチーフのアラモードもよくない?」
「うわー!これやばいよ。秋限定ベリータルト。涼子絶対好きでしょ?」
「秋はいいね。全部美味しそう」
そして結局ケーキを2人なのに五つほど頼み分けながら食べる。立原と浅岡のデートはほとんどがそんな感じであったが、楽しかった。一緒にデパートに行ってウィンドウショッピングしたり、遊園地デートなど普通のカップルのデートとは違い、カフェで駄弁って立原の家で真面目に勉強するデートだったが、楽しかった。
✳︎
ふと数ヶ月前を思い出し懐かしくて目を細めた。
「立原さん?」
「あ、すみません」
ぼーっとカフェの前で突っ立ていた事に気付き慌てて笹山について行く。
「なんかあったんですか、あの店」
「まあ、ちょっと」
ふーんと言った風に笹山は流した。本当に立原に気があるのか読めない。少し遊ばれている気がするのだ。
うっすらと車内アナウンスをバックに笹山の声で起きた。時計を見るとだいぶたっておりすっきりしていた。
「朝一で会議とかだるいですねー」
「まあ…、楽しくはないですよ」
「でも立原さんって有望株って所ですよね?まだ若いのに期待されてて」
「はあ…」
よく喋る笹山のことをスルーし、会社に一番近い駅で降りた。ここは浅岡と待ち合わせをして、駅内のカフェでよくデートしたところだ。2カ月ぶりだが、自然と店に目が行く。
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「涼子、何する?これ美味しそうじゃない?期間限定サツマイモのモンブランだってよ」
いつも駅内のカフェの窓際の三番目の席について10分ほどひたすらメニューを見て、感想を言い合った。
「へえ、サツマイモのモンブランねえ!秋だしいいなあ。でも紅葉モチーフのアラモードもよくない?」
「うわー!これやばいよ。秋限定ベリータルト。涼子絶対好きでしょ?」
「秋はいいね。全部美味しそう」
そして結局ケーキを2人なのに五つほど頼み分けながら食べる。立原と浅岡のデートはほとんどがそんな感じであったが、楽しかった。一緒にデパートに行ってウィンドウショッピングしたり、遊園地デートなど普通のカップルのデートとは違い、カフェで駄弁って立原の家で真面目に勉強するデートだったが、楽しかった。
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ふと数ヶ月前を思い出し懐かしくて目を細めた。
「立原さん?」
「あ、すみません」
ぼーっとカフェの前で突っ立ていた事に気付き慌てて笹山について行く。
「なんかあったんですか、あの店」
「まあ、ちょっと」
ふーんと言った風に笹山は流した。本当に立原に気があるのか読めない。少し遊ばれている気がするのだ。