ジャスミン花
なりかけてたなんかぢゃなかった


気持ちが大きくなる自分

記憶が頭に蘇る自分に
付いていけなかった

そんな事を考えているともぅ千葉迄来ていた

ふっと車は止まった


周りには見た事がある風景だった

「どうしたんですか?」
私は中川さんをみて聞いた
「みて…」
前を見る中川さん


「ここって…」
涙が出そうな私

車内にはあいつが大好きな゛EXILE"が流れてる


「俺、辛い時とかここに来んねん…
愛ちゃんも疲れてるかなって」


゛本間に…?それだけやんな…?"


私はそぅ思った


私は笑って
「ありがとうございます」
って言った


だけど…泣きそうな私はそこには居た

それは千葉の海だった


「ぢゃ…帰ろっか?
もぅ遅いしね…それともお腹空いてる?」


笑ってそぅ中川さんは言った

「いぇ、大丈夫です」

と私が言うと
「そっか」
と言うと共に走り出した


サイドミラーから見える千葉の海が切なく見えた


どんどん遠くなる
私はサイドミラーからその千葉の海を見ていた



車はどんどんスピードを上げて走る


千葉はどんどん遠くなり、東京へ戻っていく



時間たったかわらかない
私の中では
あいつの事で頭がいっぱいになっていた
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