ジャスミン花
Mailを返して、私は化粧を始めた


そんな時電話がかかって来た

ブーブーブーブー〜♪〃

『ゆき』

「もしィ-? おはよぅ」

「おはよぅ、今日6時半にいつもの場所ね」

「了解」

「ぢゃまた後でね」

「あぃょ-」

って内容の電話で私は電話を切った


時計を見るともぅ6時前だった

私は急いで化粧をした

化粧を終えて
ゆぅにご飯と水を用意をした


着替えて出る支度をした

するとゆぅがいきなり吠え出した


「どぅしたん?」

私はゆぅの元へ行った
ゆぅは私にくっついて小さな声で泣いていた


゛分かってたんかな…
昨日のうちを"


「大丈夫やからな」

って言うとゆぅは一声だけ吠えた

頭を撫でて私は寝室の電気だけ付けて玄関へ向かった

ゆぅは後ろを付いてきていつものように私は
「いってくるな」
って言って家を後にした


ゆきの所へ私は急いだ


ゆきはいつもの場所に居た
『中野坂上の駅』


「ごめん、ごめん」

時計を見てゆきは
「ギリギリセーフだね」
って笑いながら言った

「本間-?よかった」

なんて言いながら、私達はタクシーに乗った


新宿にあるセットサロンへ向かう私達




この時の私はきっと…気付いてなかったんだろう
いや気付かないようにしていたかもしれない…
傷付くのを恐れて…
だけど…
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