誰よりも、君が好き
でも、
メニューを見た瞬間、私のテンションは急上昇して。
そんなこと考えもしなくなった。
「これっ!!
チョコケーキと、ショートケーキ!!」
「無難だな。
じゃあ俺も最初はそれで。」
やっぱり、初めはこの2つ頼むよね!!
これが駄目だったら、他のもあんまり期待出来ないし…
――――――――――
「お待たせしましたー」
店員さんがそう言って運ばれてきたのは、
先ほど注文した二種類のケーキ。
めっちゃ綺麗…!!
久々に来たスイートカフェと目の前の輝くスイートに興奮が収まりきらない。
「い、いただきまーす」
そっとフォークでケーキを刺してみると、ふわっとした感覚があった。
…これは、おいしいやつだっ!!