いと。

患者が過ごしやすいようにと改築された院内は明るく開放的な廊下が続いていて…それは逆に、私の寂しい心を浮き彫りにされてるようで虚しかった。

「眞城さん、どうぞ。」

フラフラの身体を支えながら和やかに迎えてくれる看護婦さんと主治医の先生。

この後私は数々の検査に回され…終わる頃には止まらないめまいと耳鳴りで、フリーズしたように動けなくなっていた。


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