いと。

「……………。」

曜の去った扉を見つめるその父、信。

徐に開けたのは黒く重厚なデスクの引き出し。

取り出した手帳の1ページを迷うことなく開くとそこにあったのは一枚の古い写真。

「………あれから25年か。」

呟きながら撫でたその写真に写っていた人物は……………。


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