いと。

翌日、店にも行けずに気持ちもどん底の私は縋るように薫のマンションへ向かった。

時刻はお昼前。いつもなら彼はそろそろ起きる時間だ。

だけど…

ピンポーン……ピンポーン

エントランスの呼び鈴を数回鳴らしても、薫が答えることはなかった。


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