いと。

明日は、ここを出よう。それを話さなきゃ。

そう思いながらお風呂上がりにひとり夜景を見ていた。

ここはやっぱり私の居場所じゃない。

ずっと暮らしてきたはずの眼下に広がる街には、もう溶けこめる気は全くしなかった。


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