いと。

『真剣に向き合ってきた証拠』


そう言われて、何かがストンと落ちた。


それと同時に、涙が頬を伝った。


私自身がどうしようもできずに振り回され狼狽えていた心まで、曜はちゃんと受け止めてくれている。


曜は………優しくて強いんだ。

大切なもののために自分を犠牲にすることも厭わない優しさ。

それでいて自身の夢も果たそうとする強さ。

そして私の過去も心も受け入れてくれている。

真摯に紡がれた言葉たちは一緒に過ごした中で見てきた彼の性格や行動や態度からも本当にそう思ってくれていると……そうしてくれると信じるには十分で、


何より……………


燻っていた複雑な気持ちを打ち消して、まっさらにする力があった。



私の答えは…………決まった。



「…うん。曜と、一緒に未来を見たい。

曜の隣で、強く生きたい。

曜に……愛されたい。

私も曜を、一生かけて幸せにする。

愛していく。

……………曜。私を、愛して……。」


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