常務サマ。この恋、業務違反です
力任せに顔を上向けられて、私はただ真っ直ぐ高遠さんを見上げる。
「言っただろ? もっと甘えろって」
ほんの少し頬を赤らめながら、高遠さんはこつんと額をぶつけて来た。
上目遣いに見つめられて、私もその瞳を見つめ返した。
「……本当に?」
「バカ。疑うなよ」
「もっと一緒にいたい、って。……そう言っていいの?」
勢いに任せて言うと、目の前で高遠さんがフワッと笑った。
そして、小さく何度か頷いてくれる。
「って言うか、それ、全然我儘じゃないだろ。……半分以上、俺の願望って言うか……」
そう呟いて言葉を尻すぼみにする高遠さんと、真っ正面から視線をぶつけ合った。
そして、軽く吹き出して、クスクスと笑い始める。
「どっちの我儘だか、わからないですね」
「我儘じゃない。……お互いに同じ思いなら、いっそ本能に任せればいい」
そう言って、高遠さんは私の額に軽くキスをした。
その温もりを追いかけて、目線を上向ける。
高遠さんは私の頬を両手で押さえたまま、唇を下に下ろして来る。
こめかみに、鼻先に、頬に。
最後に軽く唇を啄ばんでから、私達は真っ直ぐ見つめ合った。
なんだか妙に照れ臭くて、どちらからともなくフフッと笑った。
「言っただろ? もっと甘えろって」
ほんの少し頬を赤らめながら、高遠さんはこつんと額をぶつけて来た。
上目遣いに見つめられて、私もその瞳を見つめ返した。
「……本当に?」
「バカ。疑うなよ」
「もっと一緒にいたい、って。……そう言っていいの?」
勢いに任せて言うと、目の前で高遠さんがフワッと笑った。
そして、小さく何度か頷いてくれる。
「って言うか、それ、全然我儘じゃないだろ。……半分以上、俺の願望って言うか……」
そう呟いて言葉を尻すぼみにする高遠さんと、真っ正面から視線をぶつけ合った。
そして、軽く吹き出して、クスクスと笑い始める。
「どっちの我儘だか、わからないですね」
「我儘じゃない。……お互いに同じ思いなら、いっそ本能に任せればいい」
そう言って、高遠さんは私の額に軽くキスをした。
その温もりを追いかけて、目線を上向ける。
高遠さんは私の頬を両手で押さえたまま、唇を下に下ろして来る。
こめかみに、鼻先に、頬に。
最後に軽く唇を啄ばんでから、私達は真っ直ぐ見つめ合った。
なんだか妙に照れ臭くて、どちらからともなくフフッと笑った。