常務サマ。この恋、業務違反です
「仕事中と、そうじゃない時間のギャップを理由にされた。でもこっちは被害者だし、派遣会社からの照会にも正直に言えば良かったんだろうけど。
俺個人としても情けないし、これまでのスタッフにとっても汚点になるだろうから、黙ってた」
「って……」
「……何をどこまで、って勘繰ってる?」
衝撃の告白に思考がついて行かない私を、航平が軽く腕で引き寄せた。
そして、私の耳元で囁く。
「俺を一人にしておくのが心配? ……なら、次の異動で一緒にアメリカに来る?」
「えっ……」
「……一応、プロポーズも含ませてるんだけど」
そう言った途端、航平は私から手を離した。
そのまま立ち上がると、窓際に歩み寄る。
窓の外の風景を眺める仕草で、私から顔を背ける。
隠せない耳は真っ赤だし、何よりも航平が冗談でこんなことを言えない人だってことは、私自身が良く知ってる。
だからこそ……胸がキュンと疼いた。
俺個人としても情けないし、これまでのスタッフにとっても汚点になるだろうから、黙ってた」
「って……」
「……何をどこまで、って勘繰ってる?」
衝撃の告白に思考がついて行かない私を、航平が軽く腕で引き寄せた。
そして、私の耳元で囁く。
「俺を一人にしておくのが心配? ……なら、次の異動で一緒にアメリカに来る?」
「えっ……」
「……一応、プロポーズも含ませてるんだけど」
そう言った途端、航平は私から手を離した。
そのまま立ち上がると、窓際に歩み寄る。
窓の外の風景を眺める仕草で、私から顔を背ける。
隠せない耳は真っ赤だし、何よりも航平が冗談でこんなことを言えない人だってことは、私自身が良く知ってる。
だからこそ……胸がキュンと疼いた。