◇Sleeping Beauty◇~暁の目覚める時~



「カイの笑顔につられたんだね、きっと」


今度は自然に、カイに笑いかけることができた。



「そ、そうか!?いやぁ、俺は何もしてないっていうか!」



あからさまに照れるカイに、私は吹き出した。それを見てさらに嬉しそうにするカイに、私は心が温かくなるのを感じた。



「カイ、こんな所にいたのか」



声の方へ視線を向けると、癖っ毛の金髪、碧眼に赤縁眼鏡をかけた少年が私たちに歩み寄ってきた。



わっ、この人もカッコいい………。カイもルークも顔が整ってるけど、この世界の人ってほとんどが美男美女なのだ。



「センリ!!」


カイはブンブンと大きく手を振り、笑顔を浮かべる。それを見て、二人が仲良しなのはすぐに分かった。















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