D.o.t.L~Drag of the Love~
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【聖莉side】
バタンッ
私は逃げるように彼から離れた。
家のドアを開けるまで絶対に振り返らずに。
こんなにも、自分とは違う世界の人と話したのは何年ぶりだろう。
彼をみていると、凄く魅せられる自分と凄く息苦しくなる自分がいた。
玄関にそのまま荷物をおいて、私は玄関に腰をおろした。
よくドラマでみたことがあった。
学生服の男女が恋愛をしていたのを。
でも私にとってその世界は画面を通してみても、眩しすぎていた。
学生服は中学2年生以来着たことはない。
─────1度も。
学校に行って、友達と話したり、喧嘩したり
一緒にお弁当を食べたり
ずる休みしてみたり
テストで赤点とったり
学園祭でステージにたったり
1度だってなかった。
胸がこうやって高鳴ることなんて
──────なかった。
恋を
知りたかった────。