ビターな僕の甘いレディ
…勇雅って…
暇さえあれば携帯いじってるし。
本当、原代っ子だよなー。
そんなことを考えながらも、オレはまた作文用紙に視線を落とした。
適当に頭の中で文を組み立てて、シャーペンで文字にしていく。
…あ、やっと二枚目終わった。
あと二枚か。
オレが横に置いた、完成した作文用紙を勇雅は横目で眺めながら
「うわ…読めない漢字ばっか。」
と小さくつぶやいた。
…勇雅くん……
そんなんで高校受かるの?
と、少なからず勇雅の受験が心配になったオレ。
勇雅の学力じゃかなり頑張らないと合格は難しいと思う。