闘争少女【前編】完



そこには3人の人影……



「なんすかーサドさん話って」

「生徒会室では話せないことなのか?」

「………………」



そしてもう1人…
3人の向かいに立っている人物がいる



「あぁ…お前らよく聞け

一昨日のことだ、スネークがカロクに
また喧嘩をふっかけてきた

しかもたまたまカロクと一緒に居た奴が
スネークの下っ端に怪我をさせたらしい…」




他の3人は
動揺をみせず静かに話を聞いている




「無論カロクは無事だ。

カロクから直々
俺に後は任せたと言ってきた
だからもし今後
スネークに関係するもの
スネークには
俺たちが始末するわかったな……?」




聞いていた3人は
「「はい」」「りょーかい」と声を出す



「スネークの野郎まだ
懲りてねーとかウケるんですけど(笑)」

「こらシキ……」

「でもまたなんでわざわざ
2人でいるところを襲ったのかな…」

「あーそれもそうだな〜
カロクさんだけならまだしも
関係ないもう1人も襲ったんすよね?

男だったとしても
タイミング悪すぎて可哀そ「男じゃない女だ」…?!!」



シキの話に割って入ったサドの言葉に驚く3人



「え…えええええええ!?
サドさん、それマジっすか???」

「カロクが女と……」

「カノジョか誰かかな?
カロクさんにそんな影はなさそうだけど…」




「その女が誰かまでは聞いてない…
でも命に別状はないみたいだし
カロクが居たからなんとかなっみたいだ」




< 249 / 300 >

この作品をシェア

pagetop