闘争少女【前編】完
ここは聖華学院の食堂レストラン……
一流のシェフ達による
ランチのフルコースやビュッフェがいただける
だからお昼はいつも
たくさんの人で賑わっている
学食代は全て学費と一緒に支払われており
生徒は食べたいものがあれば
自由に好きなものを
食べれるとゆうシステムになっている
「ん〜っ美味しい〜〜♪♪」
『……ん、おいしぃ……』
「でしょ〜〜
せっかく聖華の生徒なんだから
一度はこの食堂レストランの
ケーキバイキング食べてみたかったんだよね〜♪
イスズ甘いもの好きみたいだったし
連れてきてよかった!」
ニコッとこちらに可愛らしい笑顔を向ける
今、私はリノに誘われて
食堂レストランのケーキバイキングを食べている
甘いものには目がない……
(←本人は秘密にしたいが隠しきれてない)
「ところで……
昨日のイケメンくんとは何か進展あった?
てか誰?彼氏?」
『んなわけ…別に、ただの…知り合い』
「……ふ〜ん
そんな風には見えなかったけどな〜
頭撫で撫でしてもらってたし?…
でも私おもったんだけど
昨日の人どっかで見たこと
あるような気がするんだよね
でも思い出せなくて」
『………………?』
リノは考え込むように腕を組む……
そんなリノの”どこかで見たことある”とゆう言葉
私も引っかかっていた
確かにあの時のアイツの手の
感触はどこか見覚えのあるような感じだった
でも思い出せない………
「まぁ〜ふとした時にでも思い出すかな?」
『うん…』
「あ、イスズ今日は私バイトだから
一緒に帰れないんだけど…ごめんね」
『大丈夫…』
そうして私達は食堂を後にし
午後の授業も何事もなく平和に過ごした