幼馴染み~初恋物語~
櫻は泣き叫ぶ夢にうなされて、涙が頬を伝うと、誰かの指が、自分の頬を拭ってくれた。
「えっ…………?」
夢ではなく、確かに肌に触れた感触があり、目の付近を触れても涙で指が濡れなかったのがその証拠。
ハッと目を覚ますと、そこには龍聖がいた。
「和樹君、和樹君ってうるせぇ奴だな?」
「そろそろあいつの劇が始まるから連れてってやるよ?背中に乗れよ?」
ベッドに腰をかけて、背中を向けた龍聖に、櫻は眠そうなまま、目を擦って言った。
「いいよ…………そんなの恥ずかしいし…………」
「朝まで練習した成果が気にならないのかっ!!」
「気になるけど…………」
怒鳴られた勢いに負けて、龍聖に背負われながら、和樹の劇を見に行く事になった櫻。
私はなんで怒られてるんだろう…………
保健室に連れてきてくれたり、おんぶして劇を見せてくれたり…………
心が暖かく感じた櫻は、龍聖の体にギュッと抱きついて、頬を背中につけた。
嫌な事ばかりするけど…………
本当に嫌がる事はしない…………
本当は優しいんだね…………
「えっ…………?」
夢ではなく、確かに肌に触れた感触があり、目の付近を触れても涙で指が濡れなかったのがその証拠。
ハッと目を覚ますと、そこには龍聖がいた。
「和樹君、和樹君ってうるせぇ奴だな?」
「そろそろあいつの劇が始まるから連れてってやるよ?背中に乗れよ?」
ベッドに腰をかけて、背中を向けた龍聖に、櫻は眠そうなまま、目を擦って言った。
「いいよ…………そんなの恥ずかしいし…………」
「朝まで練習した成果が気にならないのかっ!!」
「気になるけど…………」
怒鳴られた勢いに負けて、龍聖に背負われながら、和樹の劇を見に行く事になった櫻。
私はなんで怒られてるんだろう…………
保健室に連れてきてくれたり、おんぶして劇を見せてくれたり…………
心が暖かく感じた櫻は、龍聖の体にギュッと抱きついて、頬を背中につけた。
嫌な事ばかりするけど…………
本当に嫌がる事はしない…………
本当は優しいんだね…………