俺様富豪と甘く危険な恋
「わかった」
いつもなら「俺を誘っているのか?」や「俺も一緒に入る」と言う蓮だが、気遣っているのか真面目な顔でそう言うと、部屋を出て行った。
蓮が出ていくと壁にかかった時計に目を向ける。
「もう14時過ぎ……早く入ってこよう」
栞南はバスルームに入り、バスタブのスイッチを押すと、服を脱いでシャワールームへ足を向けた。
全身を洗い終えると、ちょうどバスタブに湯がたっぷり張られていた。
身体を沈めると、ジャグジーのスイッチを押す。ジェットが勢いよく身体に当たる。クラゲに刺された右ふくらはぎにもジェットが当たり、痛痒さから解放される感じだ。
バスタブの中でリラックスして視線を窓の外に向ける。栞南の目に美しいコバルトブルーの海が広がっていた。
「ホント、贅沢だね」
もし、香港旅行をしていなかったら、蓮と出会っていない。そう考えると、彩に感謝の気持ちもある。それは時々思うことなのだが。
ただ、自分は蓮の財力に惹かれたわけじゃない。蓮が普通のサラリーマンだとしても惹かれずにはいられなかっただろう。
いつもなら「俺を誘っているのか?」や「俺も一緒に入る」と言う蓮だが、気遣っているのか真面目な顔でそう言うと、部屋を出て行った。
蓮が出ていくと壁にかかった時計に目を向ける。
「もう14時過ぎ……早く入ってこよう」
栞南はバスルームに入り、バスタブのスイッチを押すと、服を脱いでシャワールームへ足を向けた。
全身を洗い終えると、ちょうどバスタブに湯がたっぷり張られていた。
身体を沈めると、ジャグジーのスイッチを押す。ジェットが勢いよく身体に当たる。クラゲに刺された右ふくらはぎにもジェットが当たり、痛痒さから解放される感じだ。
バスタブの中でリラックスして視線を窓の外に向ける。栞南の目に美しいコバルトブルーの海が広がっていた。
「ホント、贅沢だね」
もし、香港旅行をしていなかったら、蓮と出会っていない。そう考えると、彩に感謝の気持ちもある。それは時々思うことなのだが。
ただ、自分は蓮の財力に惹かれたわけじゃない。蓮が普通のサラリーマンだとしても惹かれずにはいられなかっただろう。