男装ホスト★
***
「…」
「…スースー」
「…」
…でかくないですか?俺様。
こんな高級マンションに住んでるんですか。
よっぽど稼いでるんですね。
タクシーを降りて俺様を担いだ私は高層マンションの入口の前で呆然としていた。
……ってか、私そういえば女なんですけど!?
女に担がれて家に帰る男って聞いたことない
ヨイショっとまた担ぎ直す。
まだ格闘術で人を担ぐの慣れてたからいいけどサッ!
ホント起きる気配ないよ、この人。
いい加減起きて自分の足で歩いてくれないかなぁ。
文句たらたらで正面玄関で暗証番号を入力した。