君だから〜たった一人の君〜

「あの…亜鶴弥、それな…」


「ん??」







「マジ?!亜倖やったん!?」


「うん…でも本当はウチが転けたの受け止めてくれただけやから!」


「そっかぁ…なら良かったやん!!安心したわ♪」


「うん♪てか、どんな感じで告られたん?」


「えっと〜…♪」


それから消灯時間を過ぎても喋っていた2人は、北海道の朝日を見ることになった。







「…顔死んでるで?」


「寝てないねん…ずっと亜鶴弥と喋ってて」


ふわぁと大きなあくびをする。

< 64 / 210 >

この作品をシェア

pagetop