君だから〜たった一人の君〜

新しい学校

「ぁ〜おはよう」


「はよーございまーす!!」


起きてから大分経ち、関西風なテンションになった。


「ぁ〜夏川のクラスは3の4やから。ワタシが担任の谷司。よろしゅう」


「よろしくお願いしまーす!」


「ぁ〜じゃあ体育館行こか」


「へーぃ」


とことこと谷司の後をついていく。


校舎は大きく、綺麗。


改築工事をして学食も出来たらしい。


「ぁ〜イイヤツもおるから友だちくらいは出来るやろ」


「へーぃ」


イイヤツも…ということは逆に言えばワルイヤツもいるということ。

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