君だから〜たった一人の君〜

ヤンキーの集団が現れて、亜倖を囲む。


「たっぷり遊んでやり?」


「―ッ」


襲いかかる集団。


アレが―ない。


相棒がいない。


精神的にやられていく亜倖。


向かってくる奴を倒しても、また現れる。


「…はっ、」


「隙ありッ!」


「―ッ」


―ガツンッ


痛みを感じるより先に、意識が遠くなっていく。


「りょ…ぅ」







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