咲かない花
すぐ戻ってきた二宮くんは、ベッドに入るなり、先にベッドで横になってた私を、すかさず抱きしめた。
「俺たちがつき合ってること、あんま大っぴらにしない方がいいって、於保(おほ)さんに言われました」
「え!ってことは・・・於保さん、知ってるの」
「茉莉さんが体育館に練習試合観に来てくれたとき、俺うっかりして、みんないる前で“茉莉さん”って言っちまったから。それで於保さんは、俺が茉莉さんのこと好きだって気づかれた」
「あぁ・・・」
於保さん、なかなか鋭い!
「於保さんは、俺たちがつき合うことに反対はしてないです。むしろ応援してくれてる」
「あぁそう・・」
「堂々とつき合っていい。ただ、同じ学園の者同士だから大っぴらにはしない方がいいって。それは武田さんにも言われました」
「ええっ!?武田さんも知ってるわけ?」
「気づかれた。職員室の席が隣だからかなー。“チロチロ隠れ見てんじゃねえよ”って言われたし」
二宮くんが言ったことより、言い方がおかしくて、ついクスクス笑ってしまった。
「俺たちがつき合ってること、あんま大っぴらにしない方がいいって、於保(おほ)さんに言われました」
「え!ってことは・・・於保さん、知ってるの」
「茉莉さんが体育館に練習試合観に来てくれたとき、俺うっかりして、みんないる前で“茉莉さん”って言っちまったから。それで於保さんは、俺が茉莉さんのこと好きだって気づかれた」
「あぁ・・・」
於保さん、なかなか鋭い!
「於保さんは、俺たちがつき合うことに反対はしてないです。むしろ応援してくれてる」
「あぁそう・・」
「堂々とつき合っていい。ただ、同じ学園の者同士だから大っぴらにはしない方がいいって。それは武田さんにも言われました」
「ええっ!?武田さんも知ってるわけ?」
「気づかれた。職員室の席が隣だからかなー。“チロチロ隠れ見てんじゃねえよ”って言われたし」
二宮くんが言ったことより、言い方がおかしくて、ついクスクス笑ってしまった。