漆黒の闇に、偽りの華を
あたしと恭は一番奥の席に着く。
木の木目を残したテーブルが可愛い。
店内を良く見回してみると、全体的に木や葉や花が多い、自然を活かした作りになっている。
何だか凄く落ち着く空間だ。
「良いお店だね。」
メニューを取ろうと手を伸ばしていた恭に話し掛ける。
恭は、嬉しそうににっこりと笑ってあたしにメニューを渡してくれる。
「あ。あたしコレ食べたい。」
「あぁ。それお勧めです。旨いよ。」
「じゃあ、コレにしよっと。恭は?」
「俺も同じにします。あと、アイスコーヒー。」
「あたしもあたしも♪」