SONG 〜失われた記憶〜
「なに、
見つめ合っとるん?
イチャつくなら他でやりい」
「イチャついてない!!」
「ねえ、
プリンは?」
「プリンならあるさかい、
心配すんな。

そろそろ行くで」
「うん」

私たちは赤坂の家を出て、
ユウちゃんの車に乗り、
いつもの店へと車を走らせた。








その店はCREWといい、
父の知人が経営している小さなカフェバーだ。


彼は気分屋で営業するもしないも、
本人の気分次第。

だからいつも店に行く時は必ず、
電話を一本入れる。

でなければ店が閉まっている確率が高い。




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