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---だあぁぁっ!! そそ、そんなっ! そんなことで、ころっと人生投げるんじゃねぇよ!!---
お嬢さんの膝の上で、おりんは悶絶する。
貫七のために性別を変えるというのだ。
それは生半可な想いではない。
おそらくお嬢さんなりに悩んできたことを、ずっと一緒にいた政吉よりも、会ったばかりにも関わらず貫七のほうが真剣に考えてくれているのを感じたのだ。
加えて貫七の、あの外見である。
頼るべき者がなかった寂しさも手伝って、より強く惹かれてしまったのだろう。
だが。
---か、貫七が真剣になるのは、おいらのためなんだからーーっ!!---
そうなのだ。
貫七にとって、お嬢さんのことなどどうでもいいのだ。
この二人と行動を共にしているのは、あくまで財布代わりだから。
お嬢さんが本当の『お嬢さん』であれば、貫七の悪い虫が働いたかもしれないが、生憎貫七は、あくまで女が好きなのであり、衆道の気(け)はない。
---そうだよ! 何も性別を変えなくても、衆道って手もあるじゃないか!---
お嬢さんがいくら綺麗であっても、男なのであれば貫七が靡くことはない。
もはやおりんは、お嬢さんの店の事情などは頭にない。
貫七に虫がつかないようにすることに必死である。
お嬢さんの膝の上で、おりんは悶絶する。
貫七のために性別を変えるというのだ。
それは生半可な想いではない。
おそらくお嬢さんなりに悩んできたことを、ずっと一緒にいた政吉よりも、会ったばかりにも関わらず貫七のほうが真剣に考えてくれているのを感じたのだ。
加えて貫七の、あの外見である。
頼るべき者がなかった寂しさも手伝って、より強く惹かれてしまったのだろう。
だが。
---か、貫七が真剣になるのは、おいらのためなんだからーーっ!!---
そうなのだ。
貫七にとって、お嬢さんのことなどどうでもいいのだ。
この二人と行動を共にしているのは、あくまで財布代わりだから。
お嬢さんが本当の『お嬢さん』であれば、貫七の悪い虫が働いたかもしれないが、生憎貫七は、あくまで女が好きなのであり、衆道の気(け)はない。
---そうだよ! 何も性別を変えなくても、衆道って手もあるじゃないか!---
お嬢さんがいくら綺麗であっても、男なのであれば貫七が靡くことはない。
もはやおりんは、お嬢さんの店の事情などは頭にない。
貫七に虫がつかないようにすることに必死である。