私の居場所
颯太さんの家に着くと、まず荷物を降ろす。

「あれ?こんな袋有りましたっけ?」

私は覚えのない袋を持ち上げる。

「ああ、それは俺達の部屋着。」

今俺達って言ったよね…。

「後で見せてもらって良いですかね。」

頬をひくひくさせながら聞く私。

一体いつの間に買いに行ったんだろう。

ずっと一緒に居たはずなのに。

さっきの何か忘れているような気がしたのはこれだ。

あんなに行く前に私の部屋着の事ではしゃいでいたのに、今日は全く触れてこなかった。

「だって、園は要らないってあんなにはっきり言っただろう。だから内緒で買って来た。ちょうどいいから俺のとおそろい。」

何を考えているんだ。

絶対一緒には着ないからね。

私は顔から火が出そうだ。
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