私の居場所
「気が付いちゃったか。待たせてごめんな。」

目の前に颯太さんの顔がある。

「うわっ!」

思わずのけぞった私は座席で頭を打ち付けた。

「痛い…。」

そんな私はいつものごとく颯太さんに笑われた。

「園は本当に面白い。」

そう言って私の頬を手で撫でる。

「なあ、園。何で俺と買い物に行ったって、みんなに言わなかったの?」

切なげな眼で私を見る颯太さん。

思いがけない事を言われて、オロオロとする私。

普通は言わないと思いますけど。

「それに園は結婚をするつもりはないの?」

さらに追い打ちをかけてくる颯太さん。

私はそんな颯太さんにドキドキが止まらなくなっていた。

「颯太さん?」
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