私の居場所
「園美、手伝ってちょうだい。」

私はお母さんに呼ばれた。

「呼んでおいて簡単な物になっちゃうけど、ごめんね。」

お母さんはスープの味を見ていた。

「そっちのサラダを盛り付けして。」

キャベツとトマト、そしてゆで卵などがもうすでに用意してあった。

私が手伝いするほどのやる事は残っていなかった。

あとは…。

お母さんは楽しそうに、鼻歌を歌いながらチャーハンを炒め始めた。

「心配かけてごめんね。」

私はキャベツを千切りにしながらつぶやいた。

「そうね。連絡くらいは自分でして来て欲しいものだわ。」

「うん。」

私は返事する事しか出来ない。

お母さんの言う事は最もだからだ。

それ以上何も言わないお母さん。
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