私の居場所
「お父さん、お母さん。話があるの。」

私は今日の夕飯を久しぶりにしっかり食べた後、二人に声をかけた。

「やっとか。」

お父さんが笑った。

お母さんも苦笑いしながら息を吐く。

「こんな子にしちゃったのは、やっぱり私のせいなのかしらね。」

お母さんは困ったように、お父さんの顔を見る。

「ねぇ、あの日何があったの?」

私は二人の顔を交互に見ながら言った。

ちゃんと両親の顔を見たのは、あの日以来。

「それは、福山さんとの約束で私達からは話せないの。」

「えっ?」

想定外のお母さんの答えに私は驚いた。

「まあ、そういう事だ。」

お父さんもゆっくり頷く。

「福山君とも話をしていないんだろう?」
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